
上映作品詳細
RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン

上映日時
4/4(金)〜4/17(木)
4/4(金)〜4/10(木) 11:00-12:15
4/11(金)〜4/17(木) 13:30-14:45
※1Fスクリーン「Morcウエ」にて上映/全席指定席
Ticket
一般:1500円
シニア・学生:1300円
会員:1200円
2023年/70分/フランス
■監督:マン・レイ ■音楽:スクワール(ジム・ジャームッシュ&カーター・ローガン)
© 2023 WOMANRAY/CINENOVO – ALL RIGHTS RESERVED
光線の恍惚と波動
20世紀に絵画、彫刻、写真、映画制作など幅広い分野で活躍し、シュルレアリスムの先駆者として活躍した芸術家、マン・レイ。彼の初監督作品『理性への回帰』から100周年を記念して制作された本作は、サイレント短編映画4本で構成される。映画監督ジム・ジャームッシュと彼の映画のプロデューサーでもありミュージシャンのカーター・ローガンによるバンドが作曲・演奏したオリジナル楽曲を提供した。
【上映作品】
- 『ひとで』(Starfish) 1928年
焦点の合わない画面上に、二人の人物が道路を歩いている。ガラス越しに歪んで見える二人は寝室に引きこもり、女が服を脱ぐ。男は「さようなら」と言う。
- 『エマク・バキア』(Emak-Bakia) 1926年
「シネポエム」とサブタイトルが付けられた『エマク・バキア』は、マン・レイが発明したレイヨグラフ、二重露光、ソフトフォーカスなど、彼が写真撮影に用いた多くの技法が使われている。タイトルはバスク語で「ひとりにしてくれ」という意味だが、「平和を与える」という意味もある。
- 『理性への回帰』(Return to Reason) 1923年
マン・レイの短編映画1本目。フィルムに塩と胡椒を振りかけたり、ピンを刺したり。彼の伝説的なミューズ、キキ・ド・モンパルナスが裸で登場し、彼女の体が光の縞模様に照らされる。
- 『サイコロ城の秘密』 (Mystery of the Chateau of the Dice) 1929年
すべての行動を偶然に頼る優柔不断な二人組の旅行者。二人は丘の上にある美しい城に出かけ、城の内外を歩き回る。