上映作品詳細
牛久
上映日時
9/9(金)〜9/22(木)
9/9(金)〜9/15(木) 18:40-
9/16(金)〜9/22(木) 10:30-
《9/9(金)〜9/15(木)上映後にトーマス・アッシュ監督よる舞台挨拶開催!》
※9/10(土)のみ、「私だけ聴こえる」松井至監督もご一緒に登壇予定です。
Ticket
一般:1500円
シニア・学生:1300円
会員:1200円
2021年/87分/日本
◼︎監督・撮影・編集:トーマス・アッシュ
“おもてなし”の国、日本――?
収容者たちから語られる胸を突く言葉の数々
この国の“偽りの共生”が暴かれる
東日本入国管理センター、いわゆる『牛久』は、茨城県牛久市にある大規模な入管施設の1つである。ここに、難民として保護されることを求めやってきた、多くの人々が収容されている。昨今、日本政府による入管法改正の動きは、様々な議論を巻き起こした。そのなか、制作者は1年と半年間、当事者たちの了解を得て、彼らの助けを求める声を記録し続けた。本作は施設が定めるメディアを含む訪問者への厳しい規制を切り抜け、制作された。収容者を犯罪者扱いし、長期拘束し、家族を分断し、心を蝕み、死に追いやる構造。この作品を通じ、観客は収容者と直接対面することになる。収束の兆しが見えない新型コロナによるパンデミック、東京オリンピック開催を前に、彼らは日本政府による無期限の拘束、暴力的な強制送還のなかにいた。